当院で妊婦健診をお受けになる方へ pregnancy diagnosis
この度は妊娠、おめでとうございます。
健やかなお子様の笑顔を見ることができる日が、さぞ待ち遠しいことと思います。
さて、当クリニックで妊婦健診をお受けになる皆さまへあらかじめご案内させていただきたいことがいくつかあります。一通り目を通していただき、安心して妊娠中の生活をお過ごしいただければ幸いです。
診察の間隔について
分娩予定日は妊娠8週(妊娠3か月目)頃に決定し、その後母子手帳をもらっていただくことになります。
その頃までの診察は適宜行いますが、その後の健診は以下のような流れになります。
妊娠10週頃 | 妊娠初期スクリーニング検査:貧血の有無、感染症の検査(HIV検査も含む)、風疹抗体の有無、血液型の確認、子宮頸がん検診など |
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妊娠12週頃 | 超音波検査で胎児の状態を確認し、初期スクリーニング検査の結果をお話しします。 |
妊娠16週頃 | この頃から経腹超音波での健診を行います。胎児発育が順調か否か、胎盤の位置、羊水量などの確認をします。 |
妊娠20週頃 | この頃から胎児の推定体重を算出し、発育の評価を行います。 |
妊娠24週頃 | 胎児の外表奇形の有無を確認します。また性別をお知りになりたい方はこの時期にお尋ねください。 |
妊娠26週頃 | 分娩施設(竹田綜合病院、中央病院)への紹介状をつくります。 |
妊娠中の注意点
流産について
流産の原因の多くは胎児側にあるとされています。つまり、妊娠初期に出血などがあったとしても多くの場合は直接流産につながるものではなく、緊急に病院を受診する必要はありません。翌日でも構いませんので、当院を受診し出血があったことをお伝えください。
胎児異常について
胎児期に超音波検査で診断可能な先天異常はごく一部です。
特別な申し出がない場合は、胎児異常が疑われた場合にその旨をお話しすることになりますが、仮に超音波検査で何かわかったとしてもそのことを知らせて欲しくないとお考えの方は、妊娠初期のうちに院長までお伝えください。