あみウイメンズクリニック(婦人科・不妊治療)
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2010/3/8
OCってご存知ですか? ーPart3 OCの副効用ー

前回までOCの種類、避妊のメカニズム、副作用について説明してきましたが、今日は「OCの副効用」についてお話したいと思います。
実は今日の内容が、「OCってご存知ですか?」の中で皆さんに一番知ってほしかったところなのです。
OCは「経口避妊薬」として開発されたものなので、その本作用はまさに「避妊」なわけですが、本作用意外にさまざまな「良い作用」があります。
当院では多くの患者さんにOCを処方していますが、避妊を主な目的としてOCを服用している方よりも「副効用」に期待して服用している方の方が圧倒的に多いほど、「OCは大活躍」しているわけです。
ではさっそく、主な副効用を挙げていきます。

1.月経周期が規則的になる
 内服中は28日の規則的な月経周期になります。また、旅行、出張、試験など大切な用事と月経がぶつかりそうな時には、内服法を工夫することにより月経開始日を調節することも可能です。

2.月経痛や過多月経が改善する
 鎮痛剤をのんでも月経痛が軽快せず悩んでいる方は多いはずです。中には痛みのために学校や仕事を休むことを余儀なくされている方もいることでしょう。このような方にはOCを是非お勧めします。ほとんどの方がOCの効果を実感できるはずです。

3.月経前症候群(PMS)が軽快する
 イライラ、抑うつ気分、不眠、頭痛、肩こり、腹痛、乳房痛などが排卵後から月経が始まる直前の間にみられる場合、月経前症候群(PMS)の可能性が非常に高いと言えます。症状に応じた薬物療法(たとえば不眠に対して睡眠導入剤など)をしていく方法もありますが、症状が複数の場合はそれも難しくなります。OCはPMS症状全般に効果を発揮します。

4.その他
 にきびや吹き出物、多毛が改善する(特に月経不順がある方) 
 子宮体がんや卵巣がんのリスクが減少する
 子宮内膜症に対して、症状の改善や病巣の縮小が期待できる

いかがでしたか?
最後になりますが、現在OCは、世界で約7.2%(約1億人)の女性に服用されていて、諸外国のOC服用率はドイツ:58.6%、フランス:35.6%、オーストラリア:24%との報告もあります。しかしながらこれらの国々とは対照的に、日本での服用率は極めて低く約1%に過ぎません。これは日本人の「ホルモンのくすり」に対する漠然とした不安、あるいは不信感からきているのかもしれません。また我々医療従事者の啓蒙活動にも大いに問題があるのかもしれません。
正しい知識を身につけることで、OCは決して怖いくすりではなく、むしろ女性の皆さまの心強い味方になってくれるものであることがおわかりになるかと思います。
皆さん、不快な症状に我慢するだけの日々はもうやめにして、OCを正しく理解し上手に使ってみませんか?
当院はOCの普及に努め、皆さまのQOL(生活の質)の向上にお力添えをします。


Posted by ami : 2010/3/8

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