あみウイメンズクリニック(婦人科・不妊治療)
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A's Essay

2010/2/27

今日はOCの気になる副作用についてお話します。

まずはOC服用時に比較的多くみられる副作用についてです。
しばしば耳にする副作用として、「吐き気」があります。これは特に内服開始の周期に感じる方が多いようです。しかし、軽い吐き気を感じたとしても、通常は1〜2周期内服しているうちに吐き気の程度が軽くなるか、または吐き気がまったくなくなることが多いようです。

対処法としては
①内服時間を就寝直前にする 
②内服初期のみ吐き気止めを併用する。(吐き気止めは当院で処方します)
などがあげられます。

このような対処法をとることにより、ほとんどの方がOCの継続服用が可能なようです。


Posted by ami : 2010/2/27 | コメント(0) | トラックバック(0)

2010/2/18

今日はOCについてご紹介させていただきます。
OCはOral Contraceptivesの略で、「Oral」は「経口の」、「Contraceptives」は「避妊薬」という意味です。つまりOC=経口避妊薬=ピル(俗に言う) ということですね。

最近のOCの特徴としてまずあげられるのが、含まれる女性ホルモンの量が必要最低限に抑えられていることです。これは他の薬剤でも同じことが言えますが、薬剤は薬効成分量が増えるほど副作用も強くなる傾向があります。したがって、避妊に十分な効果を示す必要最低限の女性ホルモンを含んだピルが理想だったわけです。こうしてつくられたのが、いわゆる「低用量ピル」というものです。

現在処方することが可能なOCには「21錠タイプ」と「28錠タイプ」があります。これは1シートに含まれる錠数が違うわけですが、「この7錠の差ってなに?」と素朴な疑問を持たれる方も多いと思います。
実はこの7錠は薬であって薬でない、偽薬(=プラセボ)と言われるものなのです。つまり「21錠タイプ」の場合、この偽薬(=プラセボ)が含まれておらず、この間は休薬することになるわけです。
「薬じゃないものをわざわざ飲むのは面倒だから、私は21錠タイプがいい。」と考える方もいらっしゃるでしょうし、その考えは全く間違いではありません。ただし、1週間の休薬後間違いなくOC内服を再開できればです。OCは正しく内服すればほぼ100%に近い避妊率を有しますが、理想的な服用ができなければその限りではありません。そこで飲み忘れを防ぐべく考案されたのが偽薬(=プラセボ)なわけです。毎日飲む習慣をつけた方が楽かもしれませんね。
さらにOCには「一相性」と「三相性」という分け方があります。
「一相性」は21日間の服用中、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの配合量が一定で変わりません。そのため錠剤の取り違いによるのみ間違いの心配はありません。「三相性」はホルモンの配合量が、途中3段階に分けて異なり、服用する順番が決まっているものです。
飲む順番を間違えない自信がない方やOCの内服期間を変えることにより月経の時期を調節したい方には「一相性」がお勧めです。

さて次はOCの「避妊のメカニズム」についてお話します。
OCには次の3つの効果により妊娠成立を避ける働きがあると考えられています。

1.排卵の抑制 (LHやFSHなどの排卵を促すホルモンの分泌を抑えます)
2.受精卵の着床を阻止 (子宮内膜が厚くならず、受精卵が着床する環境が整いません)
3.子宮の入り口で精子をブロック (子宮頸管粘液の性状を変化させ、精子が子宮内に入りにくくなります)

このような3重の効果で、予定外の妊娠からあなたを守るわけです。
ほんとすごいですね、OCって。

次回はOCの副作用についてお話しする予定です。
では。


Posted by ami : 2010/2/18 | コメント(0) | トラックバック(0)

2010/2/13

早いもので、当クリニックも開院して6年目に入りました。
これまで皆様に様々な話題を提供すべく「Blog」というかたちで情報発信を行ってきましたが、開院5周年を機会に「A’s Essay」に名前を変えて
続けていきたいと思います。

名称変更の理由は、「Blog」のような日記的なものではなく、また「コラム」のような形式ばったものでもなく、バリエーションに富んだ内容にし
たかったからです。

そんなわけで、お伝えする内容は医学的な情報はもとより、まさにエッセイ的なもの、さらには会津のローカルな情報まで多岐にわたる予定です。
できるだけマメに更新する予定ですので、時々で結構ですのでどうぞ覗いてやってください。
よろしくお願いします。


Posted by ami : 2010/2/13 | コメント(0) | トラックバック(0)

 
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